RESPONSIBLE MANUFACTURING責任ある製造



パリ協定を踏まえたアヴェダの地球温暖化対策支援について


アヴェダでは、持続可能な環境への配慮なくして企業責任を果たすことはできないと考えており、その信念に基づいてすべての意思決定を行っています。また、事業を進めるうえで自然の中からインスピレーションを得ているアヴェダでは、自然とは単に慈しみ、守るだけのものではなく、持続可能性を確保する上で模範として見習うべきものであると考えています。持続可能性と収益の両方に「自然界が大きな力を持つ」ことに気付く企業が増える中、利益追求と環境責任の両立は今後ますます重要性を増していくことになるでしょう。

アヴェダは、自分たちのカーボンフットプリントを将来的に相殺するため、再生可能な風力発電の開発を支援しています。また、化粧品会社としては初めて、風力発電のみの製品製造を行っています*1

 

再生可能エネルギー


風力発電開発支援

アヴェダのミネソタ州の主要製造施設、本社、アヴェダ インスティテュート(美容学校) ミネアポリス校、ニューヨークのアヴェダ直営エクスペリエンスセンター、サロン、インスティテュートで使用されるエネルギーは、風力発電エネルギーを購入することで100%オフセット(相殺)しています。また、第三者企業で製造しているエアゾール製品に関してもカーボンオフセットを購入しています。

完全な「カーボンニュートラル」を達成するにはまだやるべきことが残っています。アヴェダでは、米国の主要製造施設運営、カナダでの化粧品製造、エアゾール製品の製造・輸送・使用に関連する温室効果ガス排出を相殺するため、系統連系の風力エネルギーや温室効果ガス排出クレジットを購入していますが、風力エネルギーやカーボンオフセットを購入していない第三者が製造するアヴェダ製品が6%ほど残っています。
 
また、アヴェダの製品の輸送、使用、廃棄、その他の影響のほとんどはまだオフセットでカバーしきれていない状態です。

 
カーボンオフセット購入に関する更なる情報について
 

ミネソタ州の事業に関するオフセット購入

ミネソタ州では、ウィンドソース®と呼ばれるプログラムを通して、電力系統から風力発電エネルギーを直接購入し、主要製造施設や本社、アヴェダ インスティテュート ミネアポリス校で利用しています。

 
ウィンドソース®など、地元電力会社エクセルエナジーを通して利用できる代替エネルギーオプションを選択することによって、アヴェダのエネルギー消費が賄えるほどの風力発電開発を支援しています。風力発電は、空気中に二酸化炭素や二酸化硫黄を排出したり水資源を利用したりすることなく、発電に伴う水処理も必要としないため、その開発支援はアヴェダのカーボンフットプリント対策ともなっています。
 
アヴェダは、エクセルエナジーを通してウィンドソース®を購入しています。これは、ミネソタ州の21の集合型風力発電所で発電された電力を活用していますが、このように電力系統に連系される風力発電エネルギー量は現在増え続けています。


アヴェダ米国事業全体のオフセット購入

アヴェダは、ミネアポリス以外の米国各地の事業所で使用されるエネルギーの気候変動影響を相殺するため、ネイティブエナジーからカーボンオフセットを購入しています。こうしたオフセットによる環境への貢献の60%は2年以上の歳月をかけて形になります。


エアゾール式ヘアスプレーのためのオフセット購入

アヴェダが第三者製造業者に作らせているエアゾール式ヘアスプレー製品の生産・輸送・使用に伴う気候変動影響についても、ネイティブエナジーからカーボンオフセットを購入して相殺しています。アヴェダのオフセット購入の大部分は、将来的な長期風力発電プロジェクトの資金に利用されています。


再生可能エネルギーの長期的開発に対する資金援助

常に環境保護におけるリーダーシップを拡大し、その責任を果たすという方針を掲げるアヴェダでは、オフセット購入以上の取り組みを行うことが重要であると考えられています。未来の人類のために再生可能エネルギーの拡張促進を支援することを目標に掲げています。

このため、上述の通り、アヴェダのオフセット購入の一部は、ネイティブエナジーのヘルプビルド™が支援する各プロジェクトに使われています。ヘルプビルド™は、資金援助がなくては進められない、新たな再生可能エネルギー源(風力発電など)の長期的開発に資金を提供しています。こうした開発プロジェクトは長いもので20年もかかりますが、アヴェダの投資したオフセットの効果はその間に徐々に現れていくものと期待されます。
 
例えば、アヴェダの購入金の一部は、アイオワ州の家族経営農場に2つの風力タービンを新設するために使われています。またアヴェダは、カンザス州グリーンズバーグ市が竜巻で破壊された後に同市で建設されたグリーンズバーグ ウィンドファームの初期支援企業の一社でもあります。その他、風力技術をカリキュラムに取り入れたインディアナ スクール ウィンド プロジェクトも支援しています。
 
こうしたプロジェクトが完成すれば、クリーンエネルギーが発電できるようになり、将来的に温室効果ガスを排出しなくて済むようになるでしょう。ヘルプビルド™プロジェクトを通したオフセット購入では、プロジェクトのライフサイクル中、一年に一度、自主的カーボン基準 (Voluntary Carbon Standard、VCS)に基づいて独立機関が検証し、クリーンエア クール プラネットに寄付することで毎年回収することになっています。アヴェダも、インドの農村地域にある集合型風力発電所からクレジットを購入していますが、そのクレジットはVCSに基づいて毎年、購入、検証されています。

 
アヴェダの目指す最終目標

上述の通り、アヴェダのミネソタ州の主要製造施設、本社、アヴェダ インスティテュート ミネアポリス校で使用されるエネルギーは、風力発電エネルギーを購入することで100%オフセットしています。また、第三者製造業者が生産するエアゾール式ヘアスプレーの製造、輸送、使用に関するカーボンオフセット購入も行っています。その多くは将来のための長期的風力エネルギープロジェクトへの資金援助に充てられています。さらに、ニューヨークのアヴェダ直営エクスペリエンスセンター、アヴェダが所有するサロン、インスティテュートで使用されるエネルギーは、ネイティブエネルギーを通して風力エネルギー クレジットを購入することで相殺しています。

 
アヴェダでは、系統連系の風力エネルギーや温室効果ガス排出クレジットを購入することで、結果的に米国内の直営製造、カナダの化粧品製造、エアゾール製品の製造・輸送・使用に伴う温室効果ガス排出を相殺しています。こうして相殺されているアヴェダ製品は全体の94%に上ります。また、一部のパッケージ調達先でも、再生可能エネルギーを利用した原料生産を行っています。 
 
「カーボンニュートラル」を達成するまでの道のりはまだ長く、第三者製造業者が生産するアヴェダ製品の生産もカバーするオフセット購入、海外事業拠点のためのオフセット購入、製品流通や出張にかかる温室効果ガスの相殺、再生可能エネルギー問題における成分調達先やパッケージ調達先との協力など、さまざまな課題が残っています。アヴェダでは、自社の事業がもたらす温室効果ガスの影響を今後一層削減していく方針を掲げており、こうした分野をすべて包括した具体的な計画や予定表の完成に向けて動いています。


環境衛生と安全


MNSTAR再認証取得について

ミネソタ州労働安全衛生局(Minnesota Occupational Safety and Health Administration、MNOSHA)プログラム(MNSTAR)は、国家労働安全衛生局(Occupational Safety and Health Administration、OSHA)基準の基本的順守以上の安全衛生管理制度を作るために管理者と雇用者が協力し、結果として業務上の怪我や病気が短期的・長期的に予防できている職場を認証する制度です。

MNSTAR認証を得るため、アヴェダの経営陣と従業員は、MNOSHAの職場安全コンサルテーション部門と協力して現在または将来の安全上の問題を特定し、排除してきました。この包括的プログラムでは、経営陣のリーダーシップと従業員の参加、安全上の問題に対処するための資源の配分、職場の危険を特定・管理するシステム、従業員の安全研修・教育計画などが重点に掲げられています。

MNSTARは1999年1月にミネソタ州全域に導入されました。これは、1982年に開始された国家労働安全衛生局の自主的保護プログラム(Voluntary Protection Program、VPP)を模範として作られたものです。現在MNSTAR認証を取得している会社は35社しかありませんが、アヴェダはそのうちの一社に認定されています。

 

*1 主要施設において風力発電のみで製造する初めての化粧品会社です。